5月に入り、ゴールデンウィークを過ぎるともうすぐ母の日ですね!
今回は元花屋の私が母の日にまつわることや初めて花屋へ行く方に向けて書きました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
・今年はいつ?母の日の由来
・母の日におすすめの花・NGの花
・花屋に行ったことがない人でもわかる注文の仕方

今年(2023年)の母の日は?
今年(2023年)の母の日は5月14日(日)です。
日本はアメリカと同じで毎年、母の日は5月の第2日曜日と決まっています。

ちなみに、2024年は5月12日(日)が母の日になります!
母の日の由来
1905年5月9日、アメリカのフィラデルフィアに住む少女「アンナ・ジャービス」が母の死をきっかけに、「生きている間にお母さんに感謝の気持ちを伝える機会を設けるべきだ」と働きかけたのが始まりとされています。また日本では、1937年に「森永母の日大会」が開催され、それがメディアで取り上げられることで、全国的に母の日が広まったとされています。



日本の母の日はアメリカから伝わった風習です!
母の日おすすめの花3選
カーネーション
母の日といえば「カーネーション」です。特に赤いカーネーションが定番ですよね。普通のカーネーションじゃ物足りないと思う方もいるでしょう。今では品種改良により、レインボーや青いカーネーション、フリルが細かいものなど種類も増えてきています。赤やピンクといった定番のカーネーションも素敵ですが、変わり種のカーネーションをプレゼントするのはいかがですか?



珍しい品種のものは、お店に置いてない場合があります。
あらかじめ確認の電話や予約をしておくと良いでしょう!
カスミソウ
丸くて小さい花が雪みたいに可愛くて、ラインが細く繊細なカスミソウ。
花言葉は「感謝」で、母の日にぴったりです。カスミソウだけで作る丸いミニブーケがナチュラルでとても可愛いです。また、カスミソウは吊るしておけば自宅でも簡単にドライフラワーを作ることができるので、長くお花を楽しめます。
ガーベラ
ガーベラは1年を通して店頭に並び、比較的安価なものです。相場は1本100円〜200円程となります。低予算で考えている方におすすめです。1輪が大きいお花なので、ガーベラが入っていることでとても華やかになります。ガーベラはすぐに枯れてしまうこともあるため、なるべく鮮度の良いものを選びましょう。簡単な鮮度の確認方法は、花の根元で茎がぐったりと折れていたり、茎が茶色くなっていないものを選びましょう。
母の日にNGなお花
白いカーネーション
先ほども伝えたように母の日といえば「カーネーション」です。しかし、白いカーネーションは故人を意味することになるので避けましょう。
キク
仏花や葬儀を連想してしまうため、母の日にかかわらずプレゼントとしては避けましょう。
プレゼントするにはアレンジメントがおすすめ!
花束とは、花を束ね、束ねたところをリボンでラッピングしたものです。
卒業式や送別会などでよく目にする手渡しするお花です。
アレンジメントとは、器に水を含ませたスポンジを入れ、そのスポンジに花を生けてアレンジしたものです。
プレゼントするにはアレンジメントがおすすめです。
理由は、2つあります。
①アレンジメントは器もついているので、そのまま飾ることができる
プレゼントされた方は、好きな場所に飾るだけなので手間がかかりません。
花屋で働いていたとき、ほとんどの方がアレンジメントを購入されていました。
②花束は、飾るまでに手間がかかる
先ほどのアレンジメントと逆で、花束は飾るまでに時間がかかります。
どういった手順かと言うと「ラッピングをとる→花器を準備する→花を生ける」という手順になります。また花屋の目線で言うと、お渡しまでにラッピングがとれないようにするため、セロテープを何重にもはったり、リボンをきつく結んだり頑丈にラッピングをします。なので、花束のラッピングを取るだけでも時間がかかってしまいます。



日頃から花を生けることが好きな方には、花束もおすすめします!
金額は大体どれぐらい?
花屋では予算に応じて作ってくれますが、3000円〜5000円がほどよくボリュームがあり、おすすめです。またアレンジメントに関しては花器代も含まれるため、最低金額〇〇円〜と設けている花屋があります。
花の注文の仕方
初めてお花をプレゼントする場合、どんな花をどのように注文すればいいのかわからなくて不安ですよね。
花屋では予算に応じて、「おまかせ」でもお願いすることができますが、簡単に花の注文の仕方を紹介します!
①予算とアレンジメント・花束どちらにするか伝える
例:3000円のアレンジメントをお願いします!といった感じで伝えましょう。
②色やイメージを伝える
色は2色ぐらい伝えておくと花屋側としてもイメージがつきやすくなります。
例:ピンク×赤のアレンジメント、オレンジ×黄色で元気な感じ など
「こんな感じにしたい!」とイメージを伝えることも大切です。
例えば、ナチュラルで柔らかい感じ→淡い色でまとめ、曲線のある花を使う
スタイリッシュでかっこいい→線がはっきりする花を使う、ダークな色の花を使う
花屋によっても変わってきますが、色を伝えるだけよりもさらにイメージがつきやすくなります。



口頭で伝えにくい場合は、
「こんな感じにしたい!」と画像を見せることもおすすめです。
③お渡しはいつなのか?
花屋は花の状態を見極め逆算し、プレゼントする当日、きれいに咲くように考えて作ります。花によっては数時間で花の状態が変わるものもあったりします。そのため、お母様にお渡しする日を確認することがあります。お店で受け取りそのままプレゼントするのか、次の日の朝にプレゼントするのか詳しく伝えておきましょう。
④配達またはお店に取りに来るのか?
お店にもよりますが、花を直接配達をしてくれるところもあります。
花屋にとって母の日は一年でもっとも忙しい日です。時間指定ができない場合や配達自体お断りしている場合もあるので、必ず事前に確認をしておきましょう。
遠方の方に花を渡したい場合は?メリット・デメリットは?
家が遠くて、母の日に送ることができない場合は2つ配達方法があります。
簡単にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
配送方法 | 特 徴 | メリット | デメリット |
花屋から直接配送 | 注文した店舗からお客様のご自宅まで 直接配送することができる | ・要望が細かく伝えられる | ・宅配便を利用するため、送料が高くなる |
・宅配便を利用するので時間指定で確実に届く | ・配送が1〜2日ほどかかり、 気候などにより花の状態が不安定 | ||
・遠方への直接配送をしていない花屋もある | |||
花キューピット・イーフローラを利用し配送 | 加盟店で注文し、全国にある違う加盟店から配送してもらうことができるサービス | ・自宅近くの加盟店から届くので新鮮な花が届く | ・1注文3000円(税込)ぐらいからという決まりがある |
・送料が一律またはエリアによっては無料 | ・カタログから選び、ざっくりとした注文(色指定)はできるが、細かい注文ができない |



メリット・デメリットさまざまあるため、
ぜひお近くの花屋で相談してみてください!
まとめ
母の日おすすめの花:カーネーション・カスミソウ・ガーベラ
避けるべき花:白いカーネーション・キク
・お花をプレゼントする場合は、4,000円前後でアレンジメントがおすすめ!
・遠方の方にも花は届けられるがメリット・デメリットを確認する!
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